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accordo BLOG

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ウーファーマウント
2013/07/18

スピーカーユニットが載っているバッフルの取付け面は平滑性がとても大切です。ネジ穴の位置を合わせてユニットをバッフルに押し当てたとき、全周が均一にぴたりと合わさりまったくガタつかないのが理想。ユニットとバッフルの間に隙間があってガタつくようだと、再生音に影響が出ます。ガタつきがあると響きが不自然で、聴き疲れする音になります。ユニットを押し付ける力にばらつきがあるため、ユニット周辺の音の伝わり方にムラが生じるためではないかと思われます。少々のガタならネジを少し強めに締めれば大丈夫と考える人もいるかと思いますが、音は正直、バッフルを真っ平らに仕上げるとまるで違う音になります。無理矢理は、オーディオには厳禁。あなたのバッフル、ちゃんと平らに仕上がっていますか? 

横向き、こっち向き
2013/07/05

サウンドチューニングを行う際には、音を見極める基準を持っていないと、何時までたっても音決めが出来ないばかりか、いい音を引出すことは不可能です。音の基準は個々人で違うでしょうが、車内で音づくりを行うときの目安になるのが「横向き、こっち向き」の判断基準です。何が「横向き」あるいは「こっち向き」かというと、ヴォーカルや楽器の音がリスニングポジションで聴いて横向きになって歌ったり演奏しているように聴こえるか、それとも「こっち」を向いて歌ったり演奏をしているように聴こえるかということです。もちろん、好ましいのは「こっち向き」。「横向き」だと音の厚みや立体感がなく、定位ばかりが気になります。「こっち向き」の音なら、少しばかり音像位置が左右にずれていてもほとんど気にならず、気持ちよく音楽を聴くことが出来ます。より広い帯域で位相が合っているためでしょう。サウンドチューニングの際には、「こっち向き」の音を意識してみてください。これまでとは、一味違う音が得られるはずです。

失敗
2013/06/26

今朝、ロードスターに乗り込むと、何時もはしない水の臭いが…。昨晩から今朝にかけてかなり激しく降っていたので、いつもは濡れない所まで水が浸入したためかなと思ったら、果たしてそのとおり。フロアマットの下のカーペットがべったりと濡れていました。今まで、こんな事はなかったのに…。仕方なく、カーペットをめくって乾燥させるとともに、雨漏りの原因探し。ウエザーストリップをまず疑ったけれど、まだ元気な様子。大きくは変形していないし、弾力もある。その後小一時間ほどあちこちを点検して、おそらくこれだろうと目星をつけたのがドアパネルと三角窓(このクルマにはこんなものが付いているのです)のサッシとの接合部に開いている2x10?oほどの小さな隙間。ウエザーストリップで隠されているため普段は見えないのですが、これを以前、パテで塞いでいたのです。「もうちょっと精度高く作ってよ」と心の中でぶつぶつ言いながらパテを押し込んだのを思い出します。しかし、この小さな隙間はウエザーストリップを伝わって流れてきた雨水をドアの内部に流すためのものではないのかというのが今日、辿り着いた結論です。ドアトリムには、隙間を頂点に水が幾筋も流れたような跡があり、ドアパネルとサッシの接合部でオーバーフローした雨水が浸入してきたのではと考えられるのです。もちろん、パテは除去。この推理はおそらく当たっていると思うのですが、さてどうなるやら…。次の大雨に乞う御期待?

バッテリーに活
2013/06/16

最近は、ロードスターをあまり動かすことがなかったのですが先日、宅配便を出すついでにちょっと遠回りしてエンジン回転を上げ気味にして走ってみました。バッテリーに電気をいっぱい送り込んで、このところダレ気味だった音に喝を入れようと思ったからです。たまに回してやらないと、エンジンの調子も悪くなるし。というわけで、音を聴きながらひと走り。すると、音が太く丸くなると同時に、力強さが出てきてなかなかいい感じ。走行直後だけでなく、しばらく時間を置いて聴いてみても同様の印象だったので、これは一時的な電圧変動の問題などではなく、たっぷりと電気を流し込んだのでバッテリーが活性化したためではないでしょうか。優しく扱うだけでなく、ときには少し厳しく接するのが良いようで…。充電制御車でも同様の現象が起こるのか、知りたいところです。

独り言
2013/06/06

今日は独り言です。魅力的な音とはどういったものでしょうか? 音の好みは人それぞれですが、二面性を持っている音はとても魅力的に聴こえます。例えば、切れ味鋭い音なのに仄かに甘い音色を宿しているといったように、通常は対立すると考えられる要素がブレンドされていると聴き手の耳をそばだたせます。毒のある音もきわめて魅力的です。このような音はしかし、簡単には引出せません。電気的な処理や、対症療法的な響きのコントロールではまず不可能といわざるを得ず、基本に忠実になおかつ細部に万全を期してスピーカーを取り付けること以外に、そのレベルに到達する方法はないように思います。オーディオの主役は誰が何と言おうとスピーカーです。主役の実力と個性を引出すには、その環境を整えることが何より大切です。

季節の(?)メンテナンス
2013/05/24

 19日は中四国オートサウンドフェスの審査で数多くのクルマを聴くことができ、色々と勉強になりました。が、その後ロードスターにちょっとした異変が…。どうにも音がよろしくないのです。硬く、突っ張ったようなハーシュな音の切れ端が耳に障る音。システムには指一本、触れてないのに…。思い起こせば、西日本はこの1〜2週間というもの、雨らしい雨が降っていないうえに、気温が高い状態が続いており、そのためバッフルが乾燥しドアパネルは伸びて、各部が押し合ったり引っ張り合ったりして、振動モードが変化したのではないかと推測。そこでユニットやバッフルを固定しているすべてのネジを一旦、緩めて締め直す作業を行ったところ、元の音に戻ってひと安心。環境が安定しているホームオーディオと違い、環境の変化が激しいカーオーディオでは、こういった季節や気候に応じたチェックやメンテナンスが必要なようです。

お知らせ
2013/05/14

 19日は、中四国オートサウンドフェス参加のため、お休みさせていただきます。

画竜点睛
2013/04/29

 大型連休に入る前のこと、ヘッドユニット(ナカミチTuning CD700)の電源ヒューズを、アルティメットMIDIフューズに交換しました。CD700のオリジナルはガラス管フューズ。これを銅製のMIDIフューズに。BAラボのBE202キャパシターを導入したこともあって、オリジナルのフューズがネックになっているのでは、と考えたからです。これまでは各々のコンポーネントの音を最大限、大切にすべくオリジナルの状態をできるだけ保とうとしてきたのですが、いかんせん管フューズはプアな造り。フューズとホルダーの接触もお世辞にもしっかりしているとはいえない代物です。そこで、タイトに接続できるアルテメットフューズに交換。ヘッドユニット用電源ラインには、既にバッテリー近くに装着しているので、これで2個のアルティメットフューズがシリアルに連なった格好になります。音は、事前の予想を大きく上回る改善ぶり。それまで時折、気になっていた薄っぺらな付帯音、ふにゃふにゃ、ぺらぺらした音がものの見事に消え去り、しっかりとした芯を備えた音になりました。こんなに変わるかというのが正直な感想。細部まで結構、追い込んできたつもりだったのに、結果からすると最後の詰めが甘かったということでしょう。目が描き込まれた竜は、これまでとは比較にならないほど普通で魅力的な音を聴かせてくれています。フューズは大切。

ヘッドユニット裏
2013/04/23

 先日、ロードスターのパワーアンテナが突如、不調に。動いたり動かなかったり、動いたと思ったら伸びてすぐ縮んだり……。パワーアンテナといっても若い人は分からないかも知りませんが、ヘッドユニットをチューナーモードにすると車体からロッドがスルスルと伸び出てくるアンテナです。不調の原因は、ヘッドユニットから出ているパワーアンテナリモートの断線。車両側コードのギボシ近くで内部断線していました。即座に修理し、パワーアンテナは復調。せっかくヘッドユニットを外したのだからと、ここでヘッド裏の配線を整理。無駄に長い配線はカット、信号ラインと電源ラインをできろだけ離すとともに、ヘッドユニットを押し込んだときにもコードがごちゃごちゃに交錯しないように配慮しました。すると、音が大きく様変わり。中低域の解像度が向上するともに、音の勢いが増して格段に聴き応えのある音に。今後、確認の必要はあるものの、時間の経過とともに発生していた音像のふらつきも現在のところ認められません。まさに、良いことだらけ。ヘッドユニット裏の整理整頓、お薦めします。

BE202取付け完了
2013/04/15

 仮付けだったBE202キャパシターを、しっかり取付けました。BE202に付いているコードを取外し、電源ケーブルとヘッドユニットの電源コードを圧着端子で共締めし、BE202の端子に接続。要するに、BE202に付いているコードを取外してダイレクト配線にしたわけです。BE202に予め付いているコードはかなりクオリティが高く、方向性にまで配慮した信頼できる造りなのですが、ダイレクト配線にするとキャパシターの効果がより明確に表れます。仮付けの時よりも、音の深みが増し空間がより自然に広がるようになりました。ギボシ接続には、やはり限界があるようです。かくして、BE202は、ロードスターのシステムの一員に。キャパシター一個でこれほど一喜一憂させられるとは予想もしない展開でした。

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