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accordo BLOG

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別世界
2014/01/24

先日、あの昔懐かし超ド級トゥイーター、マクロム57.16を取付けました。しかも、車両は軽自動車。Aピラー後方のスペースを活用しての苦心の装着でしたが、その甲斐あって車内で展開される音は、一般的なカーオーディオとは次元が異なる別世界。音の洪水、迸り出る音に耳のみならず、全身を浸すことの何と気持ちよいことか。音楽を聴くというより音楽と音に翻弄されることの心地よさ。まさに音の桃源郷。予想はしていたものの、そのサウンドの魅力、魔力に心を奪われ、写真を撮るのをすっかり忘れていました。というわけで、詳しくはまた後日。

年末年始のお知らせ
2013/12/28

今年はこのまま、ずるずると31日まで営業の気配。新年は4日から本格始動の予定ですが、カーオーディオで遊びたい方、ご連絡ください。さすがに1日は休みますが、2日、3日はご要望があれば店を開けます。ぐだぐだと一緒に遊びましょう。

13cm
2013/12/24

この何日か、13?pウーファー(ミッドウーファー)を聴く機会が多く、その魅力を再認識しているところです。なぜ13?pが面白いのか。16.5?pや17?pでは過不足なく無難に再生し、単に「いい音」と半ば聴き流してしまうような部分でも、13?pは耳をそばだたせる音と巧みな表現で、聴き手をより積極的に音楽に向かわせる力を備えているように感じます。満遍なく音を再生する破綻のないサウンドをということであれば16.5?pや17?pが適任でしょうが、少々の瑕疵はあってもより感興が深く印象に残る音楽再生を求めるなら13?pのほうが面白いといえるでしょう。わずか3?pの差とはいえ、小口径ならではの反応の良い音の魅力、いま一度、見直してみてはいかがでしょうか。それに13?pなら軽自動車を含む大抵のクルマに装着できます。これも13?pの強味。しかし、13?pでは低域が不足するのではと懸念の声も聞こえてきそうですが、これに対する解決策の一端は近々、御紹介しましょう。

57.16発見
2013/11/30

今日、スピーカーやコンポーネントが入っている段ボール箱の片隅に、マクロム57.16を発見しました。御存知の方も多いと思いますが、57.16はかつてマクロムの頂点に君臨していた超ド級トゥイーター。フェライトのトリプルマグネット磁気回路を備えた、重量1.2?sというとんでもないユニット。1gにも満たない2.8?pソフトドームダイヤフラムを動かすのに、こんな途方もないユニットを作ってしまうあたりは、さすがモレル(ブランドはマクロムながら供給元はモレル)。早速、音を確認してみると往年の、耳のみならず全身の皮膚から滲み込んでくるようなエネルギー感に満ち溢れたサウンドは健在。とてもトゥイーターとは思えないフルレンジそこのけの音。聴感にしっくりとマッチしながら、それでいて音楽的な感興をいたく揺さぶり刺激します。スプリーモも並みではないけれど、ナチュラルさと浸透力の高さ、それにただならぬ気配を漂わせるという点において、57.16はやはり特別な存在。現代的なスプリーモに対して、57.16は懐古的といえそうな音ですが、そうした違いの要因は磁石。ネオジとフェライトにあるのではと見ているのですが、さて・・・

お知らせ
2013/11/12

11月24日は、西日本アルティメットin広島に参加のため、お休みさせていただきます。

トゥイーター
2013/11/12

トゥイーターは大事。既にお伝えしたように最近、意識していろいろなトゥイーターを聴き、改めてこの思いを強くしているところです。今回、聴いた中で格違いのパフォーマンスを見せたのがモレルのスプリーモ(大径フランジの初期モデル)とディナウディオのesotarT330D。スプリーモ・ピッコロやピッコロ?U、esotar2は、今回は聴いていません。このふたつのユニットが凄いのは、コンデンサーによってなだらかながらローカットしているのにもかかわらず、音楽が確かな聴き応えとともに伝わってくる事。低域の気配もたっぷり備わっており、味気なさとはまったく無縁。それどころか身体が自然に動いてしまうような楽しさがあります。まるでフルレンジのような音。スピーカーは音楽再生機。たとえトゥイーターであっても、そこから音楽が送出されるのは当たり前のこと。トゥイーターだからシャカシャカ、チャラチャラでいい訳がないのは、いうまでもありません。とはいえ、スプリーモやT330Dをどこにどのように取り付けるのか、さらにはこの超ド級トゥイーターに見合うウーファーはどうするのかといった問題はあるものの、一度こうした音を耳にしたら最後、誰でもその魅力の虜になってしまうことでしょう。未体験の人はぜひとも、機会を見つけて聴いてみてください。必ずこれからの音作りの糧になるはずです。今後も、折を見てトゥイーター試聴をやっていきたいと考えています。


6dB/octフィルター
2013/10/28

トゥイーターのミニ試聴会についてご紹介してから、アッという間に時間が経っていまいました。結果を少し詳しくレポートしようとと考えていたのですが、試聴が面白く時間をみつけては、試聴対象機種を拡大中。国産のトレードインスピーカーでも意外や意外、結構、頑張るユニットを見つけることができました。試聴時のローカットはコンデンサーが一発だけの6dB/octフィルター、音がよく気配が自然、シンプルなフィルターのよさを改めて認識した次第です。ということで、トゥイーターのインプレッションは、また後日。

超ド級トゥイーター試聴会
2013/10/22

 先週、土曜日の夕方からいろいろなトゥイーターを集めてミニ試聴会を行いました。「きれいなだけの音はもういい。感動できる音楽を聞きたい」というお客さんの要望にこたえるべく実施したものです。コンデンサー1発だけのファーストオーダーのフィルターでの試聴。ユニットによって驚くほどの違いが出ました。傑出していたのはデンマークとイスラエルのブランド。こういえば、すぐにお分かりだと思いますが、それらの音を耳にしたお客さんは「自然に体が動いてしまう音」とご満悦。ユニットの力がオーディオにとっていかに大きく、そして決定的なものかを改めて実感したのでした。これは興味深く、とても大切な事柄なのでまた後日、お話したいと思います。

同じブチルでも・・・
2013/10/04

ドアの制振などに使われるブチルゴム。音質への影響が比較的少ないため、個人的には好きな素材ですが、ブチルには大きく分けて再生ブチルとバージンブチルの二種類があります。その中間の製品もあるかもしれません。再生ブチルは聞くところによると、その名のとおり一度使ったブチルゴムを素材とした再生品で、価格は安めです。素手で触るとべったりと付着してなかなか取れません。手が真っ黒になってしまいます。いっぽう、バージンブチルは粘着性は高いものの手はほとんど黒くなりません。再生ブチルはゴムがずたずたに切り刻まれているために、カーボンブラックが手に付着してしまうのではないでしょうか。手が汚れるかどうかは別にして、再生ブチルとバージンブチルでは音がずいぶん違います。同一メーカー品で比較試聴する事は不可能ですが、これまでの経験では再生ブチルは、特に古くなってくると音の響きが薄く、ともすると硬直した音という印象を受ける事があります。対して、バージンブチルは響きが豊かでナチュラルなサウンド傾向を持っており、古くなっても再生ブチルほどには硬い音にならないように感じます。同じ使うならバージンブチル採用の製品を使いたいものです。以前ほどいい音がしなくなったと感じたら、制振材を一新してみるのも効果ある一手。こういった部分を手直しすると音のブレークスルーに繋がることが多いものです。マニアは要チェックのポイントです。

やりすぎ
2013/09/18

先日の雨で、ロードスターが浸水しました。といっても、それほど大げさなものではなく、運転席のフロアが一面濡れたという程度のものですが、その原因を調べてみてびっくり。雨水の浸入個所は、ドアへの通線用ゴムブーツの端。押し込み方が少し足りなかったようで、浮き上がって出来たわずかな隙間からボディ内部へ滴り落ちていたようです。普通はここに水が入ってもサイドシルの水抜き穴から排出されるのでまったく問題にならないのですが、ロードスターの場合はサイドシルにウレタンを充填しているため、サイドシルに流れてきた水はウレタンの外周を伝わり、フロアパネル横にある水抜きプラグの部分から車内に漏れ出していたようなのです。サイドシルへのウレタン注入は、ボディの振動モードを変えることができ、音質的には有利に働く点も多いのですが、こうなるとちょっと厄介。内部に入った水を懸命に乾かしました。このように、ロードスターは至る所、やりすぎの個所だらけ。こうした、やりすぎの経験があるからこそいえるのですが、ドアの内部処理をはじめとしてクルマへの加工は、必要最小限に留めるのが賢明です。やり方次第という側面ももちろんありますが、加工はできるだけ少ないほうが、音がナチュラルです。物量投入型インストレーションは、過去のものと個人的には考えています。

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